
安曇野山葵の話し
長野県安曇野市の山葵は生産量で全国1位を誇ります。
山葵はそれ単体で食することは中々ありませんが、和食はもちろん洋食にも合わせやすく、今ではなくてはならないハーブの一種です。
品種もさまざまで、産地や水によって違いが生じるデリケートな植物でもあります。
安曇野は北アルプスの扇状地に位置し、栄養豊富な湧き水でわさびは育っています。
わさびの栽培には清らかな湧き水が欠かせません。
農場の地下からは水が絶えず湧き出ているので、安定した条件でわさびが育ちます。
安曇野わさびは生育に1年以上かかりますが、その分、一般的な品種よりも辛味が強く、香りが強い高品質のわさびが生まれます。
| 一般名 | 本わさび(日本わさび) |
| 学 名 | Wasabia japonica Matsumura. |
| 英 名 | Wasabi |
| 俗 称 | 沢わさび・水わさび |
| 植 物 | アブラナ科の多年草飾物 |
| 原産地 | 日本 |
| 主成分 | カルシウム、ビタミンB6、食物繊維、アリルからし油 |

山葵の効能
抗菌、防カビ、消臭効果
アリルマスタードオイルの抗菌作用により、わさびは大腸菌や連鎖球菌などの特定の細菌を除去するのに役立ちます。また、魚の臭いを中和し、細菌の増殖を防ぎます。
血液循環促進
血小板の凝集や血液凝固を防ぐ効果があります。ビタミンB1の合成を促進することも確認されています。

市販のチューブ入りわさびの多くには、ヨーロッパ原産の西洋わさびや香料が練りこまれていますが、日本原産の本わさびには、さわやかで少し甘みのあるわさび本来の香りを感じられます。
代表的な辛み成分は、抗菌効果や消臭作用、食欲増進作用があるといわれているアリルイソチオシアネート。すりおろすことで、この成分が空気にふれ、強い辛みと香りを引き立てます。
ちなみにわさびの栽培方法は、豊富な清流で育てる「沢わさび(水わさび)」と、冷涼で湿気の多い畑地で育てる「畑わさび(陸わさび)」の2種類。長野県で栽培されているほとんどは、軟水の湧水をいかした沢わさびです。
全てが美味しい山葵
山葵は捨てるところがないと言われるほど、全てを味わうことができる植物です。
イモの部分は商品パッケージにも描かれるなど有名ですが、茎や葉はおひたしや漬物にしたり花は郷土料理の一品として珍重されています。
庄内山葵農園では約100種類の山葵料理のレシピを考案し皆様にご提案させていただいています。ご自宅でも楽しめるものばかりなので、ぜひお試しください。

根茎(イモ)
鮫皮でおろせば、甘みと辛みの黄金バランスが完成。安曇野の清流が育てた、鼻に抜ける上品な香りが自慢。

花
花は年に3回咲きます。12月頃に咲く1番花。3月頃に咲く2番花。5月頃に咲く3番花。3月頃に咲く2番花が白くかわいく咲き誇っている様子が農場内で見ることができます。また、天ぷらなどにして食べることもできます。

葉
天ぷらや、お浸しで楽しむのが最高!噛むほどに広がる、わさび独特の爽やかな香りとほのかな苦味が特徴。

茎
醤油漬けや粕漬けに最適。独特の辛みと、噛んだ瞬間に弾ける瑞々しい食感が、お酒のアテにもぴったり!
